サトジガバチ
(ハチ目アナバチ科)
ジガバチは「狩り」をすることが知られている。
狩りは幼虫の食糧確保のため、地面に穴を掘って巣を作った後、幼虫の食料にする獲物を捕らえて毒を注入する。
獲物は動かなくなるが、これは神経を麻痺させてあるだけで、殺してはいない。
その後、巣穴に獲物を運び入れ、卵を産み付ける。
雌は巣穴を閉じて出ていき、二度と戻らない。
幼虫は獲物の体の上で孵化し、生命維持に影響を及ぼさない部位から順番に獲物を食べていく。
成長すると、繭を作って蛹になり、10日ほどで羽化をして巣穴を出る。
幼虫の食料として、ジガバチ属はアオムシを捕る。
普通のハチの様な群れ(社会)は作らない。

2018.8.5撮影
兵庫県三木市

2018.8.5撮影
兵庫県三木市